#12 正藍染めは灰汁がないと染められないけど灰汁があると染まらない
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#12 正藍染めは灰汁がないと染められないけど灰汁があると染まらない

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麻布樂で扱う藍染めは、“正藍染め”といってすくもと灰汁(あく)のたった2つの素材だけで染める古くから伝わる藍染めの技法で染めています。 ※2019年のブログ記事を再掲載しております。 灰汁とは、木灰を水で煮出した上澄み液のこと。とても強いアルカリ性の液になります。 この灰汁ですくもを発酵させて染めるのが正藍染め。 灰汁が無ければ藍は建たず染めることが出来ません。 (藍が染まるようになることを藍が建つといいます。) しかし、この灰汁が染めの邪魔をするらしいのです。 染め作業の過程で布に付着している灰汁が邪魔をして藍が布に付きにくくしてしまうのです。 実際に、藍甕から布をだして水で洗いをかけながら発色させるのですが、灰汁が邪魔をして布に付かなかった藍が水の中で発色して水が青く染まってしまいました。 せっかく染め作業をしても藍が付かないので濃い色に染まりにくくなる。そして色むらの原因にもなる。 だから、染めの作業中でも灰汁を抜くことを意識しなければならない。 灰汁を抜くには、お日様の光に当てて灰汁を焼く作業が必要になります。 日光に晒すと灰汁が焼けて、水に漬けると黄色い液となって灰汁が出てきます。 良い色と強い色にするためには、藍を染め重ねるだけではなく、染め重ねる作業の過程で灰汁を抜くことも意識することが重要だということを学びました。 染め師の大川さんは、常に「ものごとの本質を見なければいけないよ。」と仰います。 藍染めの作業のひとつひとつに意味があることを意識しなければなりません。 ひとつの作業の本質を理解できれば、結果が変わってくる。 染め作業の間に藍で染めた布を日光に晒す意味。 これを理解できた気がします。 藍染めの勉強と修行はまだまだ続きます。