#9 藍を染め重ねるということについて
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#9 藍を染め重ねるということについて

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染め重ねる事これで10回目、求める色に近づいて来ました。 ※2018年12月のブログ記事を再掲載しております。 紺邑にお邪魔して新作ストールの藍染め作業を続けています。 藍液で染めた布を水で洗い水中酸化をさせて水の中で藍の色に発色させます。 その後、外で干して日光に当てることで色を定着させ空気に当てることで更に酸化させて発色を促します。 こういった作業を繰り返して染め重ねていきます。 紺邑では、藍の色を綺麗に発色させるために染める度に水で洗います。 水で洗うことで余分な藍液を落し、鮮やかな色になるように水の中で発色させるのです。 染める度に洗うので、1回の染め作業では薄い色にしか染まりません。 薄い色を染め重ねることで濃い色に染まります。 今回のストールは藍色になるまで染める予定です。 藍は、生き物。 微生物の力を借りて染めているので、藍の状態によって染まる色が変わります。 気温が下がる冬の時期は、微生物の動きが鈍って来るので染まる色もあまり強くありません。 紺邑に通算で3日通って計13回染めてやっと求めていた藍色に染まりました。 染める時期や染める布それから染める人の技術によって回数は変わりますが、今回は13回もかかりました。 染める回数が多ければ良いというわけではありませんが、回数をかけることで色は強くなり色移りすることもありません。薄い色を染め重ねることで奥行きのある藍の色を表現できたと思います。 我が家に持ち帰ったストールを灰汁抜きして仕上げの作業をしています。 「お客様に喜んでいただける品にするために手間を惜しんではいけないよ。」 紺邑の染め師大川さんの言葉を守りながら。